私が住んでいるチョンブリ県のシラチャは、とんでもない田舎ではないですが、特段都会でもありません。
適度に自然があって、人だらけでなくて、別に暮らすのに不便でもないこの場所は、生まれてから大学生まで育って来た故郷「岐阜」に少し似ていて、PON的にはとっても気に入っています。
そんな暮らしやすいシラチャですが、そもそもインドア派かアウトドア派かと言われれば、アウトドア寄りなPONとしては、時に徒歩圏内を飛び出して、ちょいとお出かけしてみたくなることもあるわけです。
少し遠出するのに、バイタク(バイクタクシー)あるし、タクシーだって日本に比べれば全然安いし配車アプリ使えば別に危なくないし、トゥクトゥクだってその辺にいっぱい停まってるから気軽に乗れてアトラクション気分を味わえるし(←タイに来て5ヶ月経過後もなお観光気分の人w)、困りはしないのですがね。
余談ですが、タイは交通事故死亡率世界トップクラスです。それゆえ、バイタクはあまり強くオススメはしません。バイタクの方が手軽で安いし、渋滞すり抜けられるし、良い運転手さんに当たれば運転も怖くないけど・・・でもヘルメット被らへんし・・・安全という面ではタクシーの方が良いです。
でも、やっぱり気兼ねなく、自分のペースであちこち行きたい!
とゆうわけで、日本から国際免許を取ってきてた相方さんと私は、この度、タイの免許を取得しに行くことに決めたのでした。
ちなみに、タイは日本と同じ車両は左側通行なのょ。
参考までに、私の自分のペースで出かけたい!という私情は置いといて。。。
タイの免許取得メリットもいくつか挙げておきます。
<<タイの運転免許を取得するメリット>>
・身分証明書として使えるので、パスポートを持ち歩かなくて良い。
・外国人からぼったくりがちな(←言い方w)観光地の入場料が、タイ人価格で入れる場合がある
・ASEAN協定加盟国内であれば国際運転免許証として有効。
・日本の免許へ切り替えが可能 などなど。
この記事には、2022年2月現在の国際免許からタイの免許へ切り替えるための方法を書き留めます。
コロナ渦なこともあり、ルールがその都度変わる可能性があるのと、国際免許を持っていない場合やそもそも免許自体を持ってなくて、タイで初めて取得するという場合は、必要な書類や過程が違う可能性があります。
また、私の住んでいるエリアと例えばバンコクなどエリアが違うと、少々事情が違ってくることもあるようです。
そんな一筋縄ではいかない臨機応変な対応力が求められるアメージングタイランドであることをご承知いただいた上で(ここは日本国ではないのです笑)、もしお困りの方がいたならば、我々の体験が少しでも参考になっていただけたら、あるいは別にタイで免許を取得する予定はないのだけれどもという方でも、異国での相方さん&PON夫婦のてんやわんやを暇つぶし程度に、読み楽しんでいただけたらこれ幸いでございます。
とゆーわけで、まずは準備編。必要書類云々について。。。
目次
手続きは陸運局へ
国際免許をタイの免許へ変更する手続きは、陸運局へ行く必要があります。
私の住むエリアから一番近い陸運局は、こちら↓↓↓
なのですが・・・
タイ在住歴の長い諸先輩方に話を伺ったり、ネットで検索してみたりすると、なんとも対応が雑な模様。
めちゃくちゃ待たされる案件や、賄賂請求案件、ナチュラルスピードタイランゲージで容赦無く話される案件などなど。あくまで私個人が体験したことではなく、数名の諸先輩方からご経験を伺ったり、ネットで見た話なので、もしかすると「え?別になんの問題もなくできたよ?」という方もいらっしゃるのかもしれませんが・・・。
とはいえ 、そぉ聞いちまうと尻込みする。。。よね(笑)
諸先輩方のアドバイスでは、パタヤの陸運局の方が外国人(欧米の皆さん)が多いこともあって、英語が通じるし、対応もスムーズだょ!とのこと。
ここは素直にアドバイスに従いまして、シラチャの陸運局には見向きもせず、パタヤの陸運局へまっしぐらで向かったのでした。
そんな外国人の救世主(←大袈裟w)パタヤの陸運局「バンラムン」はこちらです↓↓↓
最初は予約、それから取得
相方さんの国際免許の期限(取得から1年)が、まもなく切れそうだったこともあり、あわよくば行ったその足でそのまま手続きを済ませたい!という淡い期待を胸に、朝早く向かったのですが(そのことについては、また後の記事で詳しく記載します)、結局予約制でした(笑)
以前からそうなのか、コロナ渦だからそうなのかは知りませんが、なんしか今は「予約制」が基本のようです。
まず最初に、予約を取るために陸運局へ向かいます。そこで、こちらの予定などお構いなしに(笑)「じゃあ、いつに来てね!」と言われるので、指定された日時に再び陸運局へ行く必要があります。
つまり、2回足を運ぶ必要があるということですね。
参考までに、私たちは最初2月4日の朝一に行って、「この日に手続きにいらっしゃい」と言われたのが2月22日の朝でした。
この予約を取るときに、手続きに必要な書類も確認してくれて、足りないものがあれば教えてくれます。
私たちは完全準備不足で書類は足りないものだらけだったのですがねwwww
そんな状態でその日にもらおうとするいい加減さょ。逆に予約制で助かっとるやないかーいww
予約窓口のお姉さんは、英語で丁寧に「あれもこれもそれも足りないわょ。あなたたち、ちゃんと準備して来なさいね。」と教えてくれました。優しかったょ笑(←いい加減過ぎる状態で来てしまいましてどーもすみませんでしたwww)
なので、最初に行く時には「書類足りてるかな?」とか不安にならなくても大丈夫ですし、書類が足りなかったとしても問題なしです。
必要書類
免許取得の手続き当日までに必要な書類たちは以下です。
<<国際免許からタイの免許へ切り替える場合>>
①国際免許原本とそのコピー
②パスポート原本とそのコピー
③在留届出済証明書(英文)原本(バイクも車も取るならコピー必要)
④発行から1ヶ月以内の健康診断書(バイクも車も取るならコピー必要)
ちなみに、タイでバイクに乗るには、日本の二輪免許が必要です。車の免許だけでは、バイクの免許はもらえません。
とゆうても、アメージングタイランドでは無免許運転が多数いるらしいのですが…
だから事故が多いのではないかとアタシャ思うょw
私は、若かりし頃に普通自動二輪の免許を取ってバイクを乗りまわしていたので、今回はバイクと車の2つの免許を取得しました。その場合は、①と②はコピーが2枚ずつ必要です。車かバイクどちらかだけの方は1枚ずつでOK!
コピーには全て空いているスペースにサインが必要です。(サインは漢字名でOKですょ)
これ、タイのお役所手続きルールあるある。コピーにはサインを求められます。サインは黒じゃなくて青ペンで書くこと。
当日書かずに行っても「ここにサイン書いて」って優しく係の人が教えてくれますが(書いていかなかった我々←世話のやける日本人代表ww)、先に書いて行った方が時間的な無駄はありません。。。
①国際免許原本とコピー
有効期限内の国際免許原本とそのコピー。
コピーは、表紙と顔写真のページ、英語の翻訳ページの部分がいります。
我々は、自分たちでコピーをして持って行きましたが、陸運局の前にコピー屋さんもあるみたいです。
値段もそんなに高くないし、コピー屋さんなら必要な部分を知っているのでお任せしておけば安心みたい。
どこをコピーすればいいのかわからないor不安な場合は、予約のときに国際免許の原本だけ握りしめて行ってください。
そうすれば、係の人がどこのコピーが必要かも教えてくれます。
コピーは予約の時点では必要ないので、手続きの日までにコピーして持っていけばOK!
②パスポート原本とコピー
これも、予約を取りに行く時点では原本だけ握りしめていけば、コピーが必要な場所を教えてくれます(←係の人の優しさに甘えっぱなしw)
が、せっかくなので一応書いておきます。
顔写真のページとVISAのページ(あるいは入国カードと入国スタンプが押されたページ)のコピーがあればOK。
③在留届出済証明書(英文)の原本(バイクも車もとるならコピー必要)
在留届出済証明書は、たまたま相方さんが仕事でバンコクへ行く予定があったので、それに私もついて行き、バンコクの日本大使館へ行って取ってきました。
シラチャからバンコクまで出るのはちょいと大変という方は、ちょっと時間がかかりそうですが、領事館出張サービスを利用するという手もあるようです。
私はこれを利用したことがないので、できるかどうか未体験ゆえ、いい加減なことも言えませんが・・・バンコクまで行くのが難しい方は、一度問い合わせてみる価値はあると思います。
領事館出張サービスについてはこちらをどうぞ。
バンコクの在タイ日本大使館は、特に予約なしで入れました。
在留届出済証明書をもらうのに必要な書類等はこちらから確認してください。
必要書類の中に「3・現住所を証明する書類」とありますが、私はこれ無くても申請できたょ。
朝一で申請に行ったら、「あなた、お家が遠いから今日の午後でも渡せるけどどうする?」と言ってもらえました。
遠いから配慮してもらえるとかあるん?(知らんけどw)
相方さんのお仕事の関係で、バンコク1泊だったので翌日でもよかったのですが、せっかくなので近くのスタバでノマドワーカーして時間を潰し(スタバのWifi最強説)、その日の午後にもらいに行きました。
お金は書類をもらうときに払ってください。610バーツ(日本円で2000円くらいか?)なり。
ちなみに、日本大使館は日本語通じるので言語に関して自信ない方も安心して行かれてね。
④発行から1ヶ月以内の健康診断書とコピー
これは近所のクリニックへ行って、「運転免許用の健康診断書が欲しいのだ」と言えば、速攻で出してくれます。
タイ語しか通じないようなどローカルなクリニックでも、「バイカッブキー(運転免許)」「バイラップローンペート(健康診断書)」と言えば、多分通じる(笑)・・・ってか、我らはそれでいけたw
どこでもいいとは思うのですが、タイ在住歴の長い方に教えてもらって我々が行った場所は、シラチャのでっかい公園のすぐ側のクリニックです。
行く際には、パスポートを忘れずに持って行ってくださいね。
クチコミの評価悪過ぎてワロタけどもw(そんな悪いことあります?ww)
でも、別に健康診断する分には何も支障はなかったから良し。
まず行って、免許取るための健康診断書が欲しいというと、なぜか病院の外に置いてある血圧計で青空血圧測定をされました。
されましたと言っても、自分で腕突っ込んでボタン押せば測れるタイプのやつやけども。
そこで出た数字を外にいたおばちゃんスタッフが、何やら書き込み、中へ入れと。
言われるがままに中に入ると今度は受付のスタッフさんが、身長と体重を口頭で聞いてきたので、こんなもんちゃう?という数字を伝えました(最近測ってないから知らんやんw)
ってか、自己申告てwww
測らんのんかーいっっっwwと心の中でツッコまずにはいられへんかったことはさておき・・・。
しばし椅子に座って待っていると、診察室的なところに呼ばれました。
ドクターと向かい合わせに座り、「元気ですか?」って聞かれるので、
いや、猪木かッ!
「はいはいはいはい。元気です。」ってゆうてください。それで終わり(笑)
受付で250バーツ/1人をお支払いして終了。
多分1時間もかからず、あっという間でした。
この健康診断、いるかね?笑ナゾwww
ただ、気をつけないといけないのがこの健康診断書の有効期限が1ヶ月だということ。
我々は、そもそも免許取得が予約制だという事実をガン無視し、その日の内に免許をもらおうと思っていたので(書類不備だらけだったくせにw)、最初に陸運局へ行く前に健康診断も済ませていきました。
でも、予約制で書類も足りてねーょということを教えていただきまして(ホントすいませんw)、再び来なければならぬことが発覚。
予約が取れたのが19日後だったので、そのまま健康診断書が使えましたが・・・
正当な手順としては、陸運局へまず予約を取りに行って、手続きの日時がわかった後に、健康診断書を取りに行くという方が、期限切れになってしまう心配もなく賢いかなと思います。
なにはともあれ、早めに動きましょう
免許取得の必要書類たちの中には、大使館関係など入手するのに、少々手間がかかることもあり。
そして、予約と手続きとで、2回陸運局へ足を運ばにゃならんこともあり。
国際免許をせっかく日本から持ってきても、有効期限が切れたら元も子もないですよね。
なにはともあれ、ご利用は計画的にではないですが(笑)
タイの免許が欲しい方は、早めに計画的に動かれることをお勧めします。
つづく・・・。
予約(本人たちは免許もらう気満々やったけどw)をしに行ったときの話は、また次の記事にて